こんにちは、ユウキ(@yuki_housebuild)です!前回の工事では基礎部分にコンクリート打設が完了しました。あとは型枠を外せば基礎は完成!…と言いたいところですが、基礎の完成まではもう一工程あります。
基礎立ち上がり部分の型枠組み
ベタ基礎の場合、ベタ打ちしたスラブの上に、高さを400ミリ以上の「立ち上がり」設ける方法が一般的となっている。その理由は主に以下の2点である
- 建物完成後の点検を可能とする為
- 多湿による白アリ被害を避けるため
型枠の運び出し
基礎立ち上がり部分の型枠組作業の開始です!写真左側に型枠を載せたトラックが到着しました。
手作業で型枠の部材を運び出していきます。
基礎立ち上がり型枠の組み立て
手際よく、あっという間に型枠が完成していきました。まさに職人技ですね!
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基礎立ち上がり型枠組みが完了
完成図面との比較
基礎立ち上がり部分の型枠が配置されたことで、図面通りの基礎の形状が施工されていることがわかると思います。
コンクリート打設後の基礎全体の状態
基礎立ち上がり部分の状態
レベルポインターの設置
基礎立ち上がり内の鉄筋に配置されいる黄色の部材は、「レベルポインター」と呼ばれる部材で、コンクリートを打設する際の目印を出すために設置されています。
アンカーボルトの設置準備
加えて、基礎に置いてあるこの金具は「アンカーボルト」と言います。
基礎と基礎の上に敷く土台を緊結するための補強金物のこと。アンカーボルトで基礎と土台でをしっかりと緊結していないと、地震や台風で建物自体に外力が働い時に、建物が土台ごと傾いてしまう原因になるため、構造上非常に大切な補強金物と言える。