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積水ハウスシャーウッドの住宅性能・評判は?間取の自由度、断熱性・気密性の評価、基礎強度や耐震性能について徹底評論!

2019年6月19日

こんにちは、ユウキ@yuki_housebuild)です!

積水ハウス鉄骨造(IS・Be 鉄骨シリーズ)に続いて今回は「木造住宅シャーウッド」の評論です。

最大手ハウスメーカーが建てる木造住宅は何がスゴイのか?普通の木造と何が違うのか。あのシャーウッドを徹底解剖します!


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積水ハウス(木造住宅シャーウッド)のメリットと特徴

積水ハウス シャーウッドのメリット

シャーウッド、CMでも耳にしたことがありますね。有名だけあって高性能・外観も美しい商品です。

積水ハウスは鉄骨・木造どちらも手がける会社。ゆえに住宅の構造躯体の分析・開発はお手のもの。住宅性能を高めるためのノウハウが山ほどある…!。当然木造住宅の建てかたもよそのメーカーとは違います。鉄骨建築の技術も取り入れているのです。いわゆる普通の木造住宅とは一線を画していますね。

では具体的にどんなところが普通じゃないのか。

 

積水ハウス独自のシャーウッド構法

特徴的なのが「シャーウッド構法」と呼ばれる独自の建築工法です。

一般的なメーカーは「在来工法」「ツーバイフォー工法」など基準どおりの建て方をします。しかしこれらの建築工法にはそれぞれ一歩足りないところがあります。たとえば在来工法は現場作業が多く、品質ムラができやすい。ツーバイフォーは安定しているけれど設計自由度は低め…など。

シャーウッド構法は、既存の木造建築工法の弱点を解決している建て方なのです。

ユウキ
既存工法の不足を設計開発力で補っているのがシャーウッド、ということですね!

 

モノコック+ラーメンのハイブリッド構造

積水ハウス シャーウッド構法

どうしたらそんなスーパー構造になるのか?それは「モノコック構造+ラーメン構造」

モノコック=面で支える。壁床天井を合板(パネル)で覆ったもの。ラーメン=点で支える。耐力壁がいらないほど強い柱と梁(厳密には溶接した鉄骨造で使われる言葉)。
要は、柱と壁どっちも強化するぞ!という欲張り構造です。

構造強化のため、積水ハウスでは構造用集成材・構造用合板・接合金物など、要所で工夫をこらしています

 

シャーウッドの構造を強くする、材料と技術

積水ハウス シャーウッドが強い理由

シャーウッド構法を支えている「集成材」「釘ピッチの短い構造用合板」「接合金物」。

  • 集成材:北欧産の硬い木を何層にも重ねて割れ・反り防止
  • 構造用合板:釘のピッチを短くして強度を上げる
  • 接合金物:MJ(メタルジョイント)接合システム。専門設計の金物を工場でプリセット

積水ハウスではあえて集成材を使っています。無垢の柱もいいんですが、材の良し悪し(節抜けなど)を見極めたり、乾燥に時間がかかるという点が扱いづらいです。集成材なら悪い木材は取り除けるし、しっかり乾燥できて変形も防げるというわけです。シャーウッドではただの集成材ではなく、薄い層(ラミナ)を重ねてより強度を上げています。

壁の構造用合板、柱と梁をつなぐ接合金物にも工夫が。合板は釘打ちのピッチを短くして強度を上げ、接合金物は極力木材に穴を開けずにつなげられるよう設計されています。

…とまぁ、何やらたくさん工夫していると。強くなるのも頷けますね。柱と壁を強くした結果、空間、開口を広げやすいというメリットも生まれる。頑丈な構造かつ間取りの自由度も広がったというのがメリットでしょう。

ユウキ
規格化された建築工法におさまらず、とことんブラッシュアップするのはさすが積水ハウスです。

 

こだわりの基礎!常識はずれの土台レス

もう一つ大きなポイントが基礎。積水ハウスは基礎にかなり気を配っているように感じます。

シャーウッドは布基礎で、鉄骨造でよく使われる方法です。鉄骨造のノウハウが活かされている…のか鉄骨に合わせているのか。

ベタ基礎・布基礎に優劣はなく、しっかり設計・施工すれば建物を支えられます。基礎については解説記事を書いているのでご参考ください。

住宅基礎(ベタ基礎・布基礎)の種類と特徴をプロが徹底解説

その布基礎、基礎フーチング部を半円形に変えて耐力を上げています。鉄骨造のIS・Beシリーズでも同様です。

積水ハウスの基準値 建築基準法の基準値
立ち上り厚さ 160mm以上(+40) 120mm以上
立ち上り高さ 450mm以上(+50) 400mm以上
根入れ深さ 350mm以上(+110) 240mm以上
フーチング厚 220mm以上(+70) 150mm以上
ユウキ
基礎形状も鉄骨造と同じ!建築基準法の基準値を大きく超えていて、安心感があります。

積水ハウス シャーウッド 基礎ダイレクトジョイント

シャーウッドの基礎で驚くのは基礎と柱を直接接合していること!(基礎ダイレクトジョイント)

普通、基礎の上には土台という木材を置き、その上に柱を立てます。基礎>土台>柱です。ところがシャーウッドは土台を置かず、基礎の上に直接柱を置くのです。基礎>柱!

土台がないので土台から柱が抜ける心配がありませn。柱にかかった負荷を効率的に基礎に逃がせるので耐震性が高まると。もちろん構造計算をして国のお墨付きがついています(性能規定)。

布基礎の形状や土台レスのほかにも、基礎をシートで覆って寿命を伸ばしていたりと(高耐久化基礎コーティング)非常に基礎にこだわりを感じます。

ユウキ
柱を基礎につなげれば、ちょっとやそっとじゃなくてもガタつかないのでしょう。常識をくつがえす方法ですね!

 

外壁は長寿命で美しい「ベルバーン」

積水ハウスは外壁材もオリジナルが光ります。シャーウッドの外壁材は「ベルバーン」という陶板外壁。粘土や岩石で形を造り、釉薬をかけて1,100度の高温で焼く…まさに陶器のような素材です。

他の外壁材も選べる中、シャーウッドで建てる人のほとんどがベルバーンを選ぶというその理由。

美しく、ローメンテナンス

シャーウッド ベルバーン

画像出典:積水ハウス

見よ、この深みのある外壁を…!

焼き物好きならわかる、あの質感。温かいのに高級感があります。サイディングってペラペラだよね、と思う人も気に入るんじゃないでしょうか。自然素材なので木材にも絶妙にマッチします。

外壁材は建物全体の印象を決めます。綺麗な家に帰りたい、家をトータルコーディネートしたいならベルバーンは最適でしょう。

そして嬉しいのはメンテナンス性の高さ。焼き物ゆえの硬さ・色褪せなさ。経年劣化が非常に少ないのです。普通のサイディングでは15年前後で塗替えが必要になりますが、ベルバーンは不要。修繕費が少なく済むので、長い目で見れば節約にもなりますね。

ユウキ
塗り替え不要ですが目地(コーキング)の補修は必要です。ノーメンテナンスではないですがローメンテナンス。費用はグッと抑えられます。

 

関連記事:積水ハウスの鉄骨住宅についての解説記事はこちら

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積水ハウス(木造住宅シャーウッド)のデメリット・欠点

構造も断熱も高性能なシャーウッドですが、イマイチなところは…

やっぱり高い建築費

木造住宅は安いイメージですか?いやいやシャーウッドは例外。高いのです。

鉄骨も同じでしたが、木造でも「積水の家はいいなぁ…!」と夢を膨らませた結果、予算も膨れ上がるということも。くれぐれも家づくりは計画的に。

積水ハウス「シャーウッド」の工事費用

総額は ¥40,977,960 でした!!
(土地約58坪、延べ床面積約35坪)
坪単価は75万円(建物本体価格÷延べ床坪数)
積水ハウスの坪単価の平均は50~80万です。
平均と比べると高い方ですが、我が家は標準からそこまでグレードアップしていないので積水ハウスで家を建てるにはこれぐらいの坪単価がかかってきます。
50万ではどうやっても無理だと思います(^^;)

出典:積水ハウスで注文住宅建てました

上の方の場合、坪単価75万(本体価格2,640万ほど)で建てられたそうです。あまりグレードを上げず75万/坪とは、木造としてはかなり高額です。平均坪単価は営業マンからお聞きになったのでしょうか、ご本人も仰っていますがさすがに50万/坪は厳しいようです…。

ローコストメーカーなら半額程度でも建ったりするので、いかにシャーウッドが高いのかが伺えるというか。

延床面積を少なくする・間取りの凸凹を少なくする・各設備等をグレードダウンするなどで多少節約できるでしょうが…あんまり仕様を変えては積水ハウスの良さが損なわれますよね。

ユウキ
積水ハウスの強みである住宅性能を手に入れるにはそれなりのお金が必要。お借入れは計画的に!

 

木造で高断熱仕様と思いきや…気になる構造

業界大手で断熱性能もバッチリ!…のはずですが気になる点も。大きな問題ではありませんが、知っていたほうが後々残念にならないと思います。

シャーウッドの断熱仕様

まずシャーウッドは熱伝導率の低い木造+合板張り。外気をシャットアウトしやすい、高断熱高気密に向いた構造だと言えます。

断熱材とサッシの仕様を見てみましょう。

外壁 繊維系断熱材 100mm~140mm
床下 ポリスチレンフォーム 80mm~137mm
天井 繊維系断熱材 200mm~300mm
サッシ アルミ樹脂複合サッシ
ガラス アルゴンガス16mm Low-E複層ガラス

断熱材は繊維系断熱材…とは、グラスウール・ロックウールのこと。性能差はほぼありません。地域などで微妙に種類を変えているのかもしれませんね。

※断熱材の性能については下記記事にて解説をしています。

断熱材の種類・性能を比較
ハウスメーカーでよく使用される断熱材の種類・性能をまとめて比較してみた

こんにちは、ユウキ(@yuki_housebuild)です! 家づくりを計画する上で、各ハウスメーカーや工務店の断熱性能は誰もが気にする部分かと思います。そして、住宅断熱性能を最も左右すると言われるの ...

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どちらも断熱材としては安価な部類ですが、安価=性能が悪いわけではないのでご安心を。重さ(密度)、厚み、施工精度によって断熱性能は変わります。シャーウッドは厚みも取っていますし、次に引用する画像を見るに気密テープ処理もしてあります(気密シートも張ってあればもっと良いのですが)。

ユウキ
しっかり断熱できてるじゃん!と思っていたところ…

 

完全な木造住宅ではない?鉄骨材の使用も

こちらの画像を引用させていただきます。よーく見ると、あれ?と思うところがないでしょうか。

おわかりいただけだだろうか…

天井や間柱に鉄骨材が入っている、とでも言うのだろうか…

はい。軽量鉄骨が入っています。軽天(LGS)というもので、頑丈・変形しない・品質差がない・工期の短縮…などのメリットがあるものです。積水ハウスは木造にも軽量鉄骨を利用しているんですね。

良く言えば木造と鉄骨造のハイブリッドですが、完全な木造住宅を求めている人にとっては残念至極。鉄骨は熱伝導率が高く、極めて断熱性の低い素材です。使われているのは天井下地や間柱なので直接の影響はないにしろ、木材と比べれば熱を伝えやすいのは確か。

シャーウッドに鉄骨が用いられているって、公式アナウンスはあるのかな?…と調べた限り、公式サイトやカタログでは触れられていない様子。しかし他の方の施工中の画像にも入ってるんですよねぇ。全商品そうなのか、建築時期によったりするのか。ここで確定的なことは言えないので、シャーウッドを検討中の方は担当者に確認されると良いかと思います。

ユウキ
全体的な断熱性能に問題なくとも、シャーウッドは「完全な木造住宅ではない」と頭に入れておくといいかも…

 

比較対象となるハウスメーカー

一流メーカーゆえ比較対象も一流。木造住宅の雄が並びます。

  • 住友林業:The Forest BF
  • 一条工務店:i-smartなど
  • 三井ホーム:LANGLEYなど

鉄骨造も手がける積水ハウス、木造専門の住友林業・一条工務店。それぞれ構造や建材に特色があるので簡単に比較してみました。

構造材 集成材 120mm角
基礎 布基礎
外張断熱 なし
床断熱材 ポリスチレンフォーム 80mm
外壁断熱材 繊維系断熱材 100mm
天井断熱材 繊維系断熱材 200mm
構造材 集成材  105*560mm
基礎 ベタ基礎
外張断熱 なし
床断熱材 ポリスチレンフォーム3種 100mm
外壁断熱材 高性能グラスウール16k 100mm
天井断熱材 高性能グラスウール16k 220mm
構造材 集成材 120mm角
基礎 ベタ基礎
外張断熱 あり
床断熱材 ウレタンフォーム 140mm
外壁断熱材 ウレタンフォーム 140mm
天井断熱材 硬質ウレタンフォーム 235mm

基礎や構造に力を入れているのが積水ハウス、大空間の住友林業(ビッグフレーム)、断熱性能は外断熱ありの一条工務店…という印象です。参考にしてみてください。

 

積水ハウス(木造住宅シャーウッド)での家づくりに向いているのはこんな人

積水ハウス シャーウッドに向いているのはこんな人

業界最大手の積水ハウス、木造住宅でも独自性が際立ちます。基礎、構造躯体、建材とどれをとってもハイレベル。常識の枠にとらわれず、よりよい家を開発しようという意気込みが感じられます。

鉄骨造の技術を活かした構造もシャーウッドの特徴。基礎設計やシャーウッド構法などは「木造にして鉄骨レベルの強さ」を体現していると言っても過言ではないでしょう。

どうしても建築費用は高くなるのはやむを得ないところ。また、構造の一部に軽量鉄骨が用いられるケースがあるようなので、完全な木造住宅にこだわるなら要確認です。

ユウキ
積水ハウスは営業マンの質が良いという声も多いです。時代の先端を行く木造住宅、予算が合うならぜひ検討したいですね。

一生に一度の家づくりで後悔しないために…

  • 商談を進めているハウスメーカーの対応がいまいち良くない…。
  • 今検討している会社以外にも、他にもっと良いハウスメーカーがあるのでは無いか?
  • 家づくりで失敗したくないから、誠実で実力のあるハウスメーカーに依頼をしたいが、探し方が分からない…。

家づくりを進めている方で、このような悩みを抱えている人は多いのでは無いでしょうか。

他の会社を比較したくても、ハウスメーカーにプランを作成して貰うにためには、展示場に行って「相談」→「商談」→「間取図案作成」→「商談(展示場に再訪)」というプロセスを踏む必要があり、それは正直かなりの労力を使います。

ただでさえ、仕事や育児で日常が大変なところに、数社に同時進行でプラン作成を依頼するのは腰が重い…。と感じている方は多いでしょう。

消耗する事無く自宅にいながら手軽にハウスメーカーを比較するためには「”タウンライフ家づくり”という、間取プラン一括作成サービス」を活用する事がオススメです。


※上の資料は実際にタウンライフ家づくりで作成してもらったプラン実例になります。

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ユウキ
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