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基礎パッキン施工、土台敷き、ネダレス床合板張り【注文住宅新築工事24日目】

2018年6月13日

 

こんにちは、ユウキ@yuki_housebuild)です!前回からついに建築工事が開始され、まずは基礎を取り囲むように足場が架けられました!

ユウキ
工事開始から24日目、今日からついに木造建築工事が始まります!

建設用足場の架設工事

今日からいよいよ木造建築工事を開始されます。まずは木造住宅を基礎から支えるための土台敷きと、1階部分の床構造工事を行います。

 

いよいよ、土台敷き工事の開始です!写真右側から土台用の木材が搬入されてきました。

 

住宅の土台となる木材が現れました、土台敷とは言え、かなりの本数の木材を使用することが分かると思います。

 

基礎パッキン敷き工事

土台が敷かれる前に、黒い部品が基礎に敷かれていきます…。

基礎と土台の間に入る「基礎パッキン」を敷いている様子です。

 基礎パッキンとは

基礎パッキンとは、基礎と土台の間にはさみ込むゴム製の部品(パッキン)のことを言う。基礎パッキンを敷くことで基礎と土台の間に隙間が出来るため、床下の空気を外へ逃がす”換気口”となる。床下に湿気が溜まらなくなるため、土台の劣化やシロアリ被害等を防止する効果を果たす。

ユウキ
基礎パッキンを敷くことで床下の換気がスムーズに行われ、より住宅を長持ちするさせることが出来る、という訳なんです!

完成した基礎の様子

基礎工事の時に、換気口にあたる部分がどこにも見当たらないのは変だと感じた方は鋭いです!

 

床下換気口

基礎換気口の写真

現在では基礎パッキン工法が主流となり、写真のような「基礎換気口」が設けられることは殆ど無くなったんです。

ユウキ
基礎パッキンが換気口の役割を果たしているため、基礎に穴を開け換気口を作る必要が無くなったんですね!

 

土台敷き工事

基礎パッキン敷きの工事も完了し、いよいよ基礎に土台が敷かれていきます。プレカットされた土台用の木材が、次々と組みあがっていきます。

 プレカットとは

建築で使用される木材を始めとした材料を、各現場に合わせてあらかじめ寸法・形状を加工しておくこと。手作業より技術的な精度が良く、作業の大幅な省力化も図ることができるため、ほとんどのハウスメーカーの建て方作業では木材のプレカットを行っている。

ユウキ
プレカットされた木材が組みあがっていく光景は、まるでプラモデルのようです。何度みてもビックリしてしまいます…。

 

大引き敷き工事

土台の工事が終了すると、引き続いて土台と土台の間にも木材を敷いていきます。これは「大引き」と呼ばれる構造材で、1階部分の床をより強固にするために施工をしています。

 


大引きはこのように「束(つか)」という部材で基礎の床面で支持されています。基礎で支持をしているため、1階床の荷重を受けても十分に支えることが可能になっています。

 

土台、大引きの敷き込みが完了しました!

 

床断熱材敷き工事

本日の作業では、引き続いて床用断熱材の施工まで行います。土台と大引きの間に床用断熱材が敷かれていきます。我が家で使用されている床用断熱材は「ネオマジュピー」と呼ばれる断熱材です。

 

ちなみに、図面で観て「洗面所」と「キッチン」部分に一部断熱材が入っていない箇所は、「床下点検口」が設置される予定の位置になっています。

ユウキ
まだ上棟前ですが、設計図面通り、先の作業まで考慮しながら工事が進んでいきます。

 

1Fネダレス床合板張り工事

続いて、1F床組部分に合板を敷いていきます。この大引きの上から直接に合板を張り付ける工法は「ネダレス工法」と呼ばれています。

 ネダレス工法とは

根太を設けずに大引きの上から厚手の合板(24mm以上)を張り付ける工法のこと、別名「剛床工法」とも呼ばれる。(従来は、床張り作業の前に必ず、大引き上に根太(ネダ)という木材を張り付けてから床張り工事を行っていた。)

 

フロア下に敷かれた「根太(ネダ)」

上記の写真が、従来までの根太敷工法の様子です。大引きの上に根太と呼ばれる細い木材を一定の間隔で敷いてフローリングの下地としています。

 

現在では、大引きの上に24mmの厚手の合板(ネダレス合板)を敷き、根太の取付を省くネダレス施工が徐々に主流となってきています。当然、フローリングのネダレス合板の上から直接張り付けていくことになります。

ユウキ
作業性の良さから普及が広がっている「ネダレス工法」ですが、実は湿気に弱い・歩行音が響きやすい等と言ったデメリットも存在します。気になる方は、打ち合わせ時に”床組はどんな工法を採用しているのか”担当者に確認してみると良いでしょう。

 

さて、ここまでで、本日の「基礎パッキン施工、土台敷き、ネダレス床合板張り」の工事が全て完了しました!

 

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土台敷き工事が完了

工事完了後の全景写真

土台

 

 

工事完了後は大部分をブルーシートで養生しているため、全てを確認することはできませんが、木造構造の土台が完成した様子がわかります!

 

ホールダウン金物の様子

ホールダウン金物

 

ホールダウン金物

土台敷き後のホールダウン金物の様子です。位置ずれ等も無く、適正な位置に配置されています。

 ホールダウン金物とは

基礎コンクリートの埋め込まれ、基礎・土台・柱を連結する建物をより強固に固定するための金物。地震や台風などの外からの強い衝撃で、柱が土台から抜けないようにするために設置される。基本的にコンクリート打設前のタイミングで取付を行う。

 

アンカーボルトの様子

 

アンカーボルト

アンカーボルトが基礎と土台を力強く緊結しています。

 アンカーボルトとは

基礎と基礎の上に敷く土台を緊結するための補強金物のこと。アンカーボルトで基礎と土台でをしっかりと緊結していないと、地震や台風で建物自体に外力が働い時に、建物が土台ごと傾いてしまう原因になるため、構造上非常に大切な補強金物と言える。

 

基礎パッキンの様子

土台

 

基礎パッキン

基礎パッキンが施工されている様子です。パッキンの間に隙間が空いていて、向こう側の景色が見えています。これで、床下の換気もバッチリで、「湿気が籠って土台が劣化する…」等といった問題も発生しません!

 

以上にて、本日の「基礎パッキン施工、土台敷き、ネダレス床合板張り工事」も全て完了です。…いよいよ明日は木造新築工事最大のイベント「上棟(じょうとう)」が行われます!

ユウキ
上棟は木造建築の花形です、明日は物凄い光景をお見せできると思います!楽しみにしていてください!

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