こんにちは、ユウキ(@yuki_housebuild)です!前回の記事では、上棟翌日の作業として、室内の筋交い等の構造補強工事が行わた様子を紹介しました。
ルーフィング(二次防水)の必要性
上棟後はまず第一に、「屋根のルーフィング敷き工事」を施工していく必要があります。
現在は「野地板」という屋根の構造板が張られているだけの状態で、このまま直接雨を受けてしまうと、野地板に水分が吸収されてしまい、あまり良くない状態です。
そのため、上棟後は、まず屋根の防水・仕上げ工事から着手する必要があり、その第一手順として、「ルーフィング」を施工していく事になります。
ルーフィングとは「野地板と屋根材の間に敷く防水シート」のことを言います。ルーフィングがあることにより、屋根材より内部に侵入してきた水を軒側に流し、野地板の劣化や室内への水の侵入を防ぐ役割がある。
住宅の屋根を見てみると「瓦・スレート・ガルバニウム鋼板」等、色んなタイプの屋根材があります。住宅を雨風から守る屋根ですが、普段目視しているこれらの屋根材は「一次防水」と言われ屋根表面からの防水を果たす役割しか持っていません。
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工事開始前の野地板の状況
ルーフィングの役割は理解して頂けたでしょうか!以下から、実際の工事の様子をご覧頂きます。
まずは施工前の状態を確認を確認してみましょう。現在は上棟直後で、屋根の下地材となる「野地板」が裸のままの状態で敷かれています
野地板の状況
この野地板の上から、ルーフィングを敷き詰めていきます。
ルーフィング下葺き工事の様子
ルーフィング施工後
ルーフィング敷き工事完了後の様子です。
外壁施工前
外壁施工後
外壁が張られる箇所は、ルーフィングを立ち上げ、より室内への防水を強固なものにしていきます。
屋根全体に隙間なくルーフィングが施工されました!
庇の部分まで、しっかりとルーフィングを敷いていきます。
ルーフィング敷き工事が完了
ルーフィングの施工が完了しました!まずはルーフィングで二次防水処理が終わって、雨への対策が仮の状態ですが完了しました。