こんにちは、ユウキ(@yuki_housebuild)です!前回は屋根葺き工事が完了した様子を紹介しました。
透湿防湿シートの役割とは
「屋根葺き」と同日に、建物に「透湿防水シート」を取付る作業を行っていました。透湿防水シートは完成した状態の住宅では一切見えない部分なので、なかなか馴染みの無い用語だと思います。まず、簡単に透湿防水シートについてご説明します。
水は通さないが、湿気は通す性質をもつシートのこと。これにより以下2つの利点がある。
- 水を通さないことにより、壁内に水が浸入してもシートが柱や構造への水の到達を防ぐ
- 湿気を通すことにより、壁内の湿気を積極的に屋外に排出し、結露を防ぐ
透湿防水シートの施工方法
では実際に、透湿防水シート施工の様子をご覧頂きます。
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透湿防水シート施工後の様子
外観・全景
建物全体が透湿防水シートで覆われました。「よく見る新築工事現場の風景」になってきましたね!
玄関
360度写真
玄関周りにも透湿防水シートが施工されています。
洗面所
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透湿防水シートが全体に張られたことによって、内部から見える景色も大分変わりました。
台所
360度写真
洗面台やキッチンが設置されるのは、内部の工事が完成した後になります。待ち遠しいですね!
和室
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リビング
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リビングは台所・和室とも繋がっているため、かなり広い空間です。
階段
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階段付近の様子です。1階2階へ続く階段が完成するのはしばらく先になるそうです。
2階ホール
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2階ホールの様子です。トイレが設置される予定の場所でもありますが、先にトイレの壁を作ってしまうと工具・材料の運び出しが難しくなってしまうそうで、工事がしばらく進んでからトイレの壁は作られます。
2階リビング
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2階リビングの様子です。室内の壁を造成する石膏ボードが大量に置かれています。
2階洋室
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小屋裏収納(ロフト)
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バルコニー
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バルコニーの写真です。床に土台となる木材が敷かれています。この上に合板が張られ、バルコニーの床が造成されるそうです。上棟時の時とはかなり様子が変わってきました。
構造
透湿防水シートが張られたことにより、小屋裏の構造から見える景色も変わりました。
透湿防水シートの施工が完了
透湿防水シートの施工も無事全工程が完了しました。「たかが薄いシート1枚」と感じるかも知れませんが、住宅の構造を守るために重要な役割を果たしているんです!