前回の記事では工事着工前の土地状況を確認しました。
我が家が経つ予定の地は、土地購入にあたり、ハウスメーカーの担当者から以下のような通達がありました。
そのため、基礎工事に先立ち、まずは地盤改良工事が新築工事の第一歩目として行われます。
地盤改良工事1日目 位置出し作業が完了
工事着工初日の作業は「地盤改良工事の位置出し(墨出し)作業」が行われました。
しかし!よーく見ていただくと、所々にピンクのヒモのようなものが地面に設置されているのがわかると思います。
これは地盤改良工事の目印です。この目印が設置されている位置を目がけて、小型杭打機と呼ばれる地盤改良用重機で、セメントミルクを注入し地盤改良を行います。
全部で30箇所以上はあるでしょうか、無数にピンクのヒモが地面に植え付けられています。いよいよ、翌日に地盤改良工事が行われます。
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地盤改良工事2日目 地盤改良工事(柱状改良)が開始!
地盤改良(柱状改良)とは
軟弱地盤の土にセメントミルク(セメント系固化材と水を混ぜたもの)を注入攪拌して、地中に柱状の改良杭をつくる工法を言います。
地盤改良工事スタートから完了まで
重機が到着
地盤改良工事当日の朝、ユンボと地盤改良機の2台の重機が到着しました。緑色の重機が「地盤改良機」です!
重機のセットアップ
地盤改良機が立ち上がり、作動の準備に取り掛かっています。
更に、地盤改良機に連続的にセメントを送るための機械、「全自動ミキシングプラント」も到着しました。
セメントがミキシングプラントに投入され、地盤改良機へセメントが供給する準備が整いました。
セメントミルクの注入
さあ、いよいよ、地盤改良機が動き出しました!地盤改良(柱状改良)工事の開始です!
柱状改良の地盤改良工事では一般的に「2~8mの深さの範囲で地盤改良を行う場合」に採用されます。
次々と地盤改良作業が進んでいきます。セメントミルクの注入が終わった箇所は、跡が丸く残っていますのがわかりますね。
注入が終わった箇所は、ユンボで表面を整地しています。
打設が進むたび、随時セメント材料の追加が行われています。
次々と作業が進んでいき、ピンクのヒモで位置出しされていた全ての箇所で地盤改良が行われました。
整地~完了
最後にユンボで全体を整地して、地盤改良の工程は完了のようです!
地盤改良工事後の土地状況
作業翌日、地盤改良が行われた土地の状況を確認してみました。
セメントミルクが注入された箇所は、硬化して石のように固くなっています。
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