こんにちは、ユウキ(@yuki_housebuild)です!前回の作業では、建物外周部に架設されていた足場解体が行われました。
基礎の化粧仕上げが完了
基礎の立ち上がり部分は基礎立ち上がりにコンクリートを打設(12-18日目)し、基礎の型枠を取り外ししてから(19日目)、そのまま手付かずの状態になっています。
コンクリ―トを打設し型枠を取り外したままの状態だと、基礎表面の軽微な気泡等もあり、構造体力上問題無いとしても「せっかくの新築住宅なのに美観が良くない…」という問題が発生します。
そのために行われる作業が「基礎への化粧モルタル塗り作業」になります。基礎表面に、セメントモルタル(砂・セメント・水を混ぜた材料)を化粧をするように綺麗に塗り付ける事で、美しい見た目の基礎に仕上げる作業の事を言います。
百聞は一見に如かずということで、化粧モルタル塗り前・後の比較写真を見ていきましょう!
基礎や勝手口・掃き出し窓用ステップとして打設されたコンクリートが、化粧モルタルによって綺麗に仕上げられました!
余談になりますが、化粧モルタルを行う事で、「コンクリート内部の損傷やクラックの発見が遅れる」「化粧モルタル内側からのシロアリの侵入が分かりにくい」等といったデメリットも存在します。
注文住宅新築工事シリーズ記事一覧
雨樋と雨水排水桝の接続作業が完了
続いて、雨樋(竪樋)と雨水排水桝の接続作業を行います。雨樋取付工事直後は敷地内に足場が架設されていたため、竪樋と雨水排水桝を接続作業を行う事が出来ませんでした。
写真のように軒から流れた雨樋の排水先は地面、という状態。このままでは、いけませんので、竪樋をあらかじめ地中に配管していた雨水排水桝へ接続する作業を行う必要があります。
雨樋と雨水排水桝の接続が完了しました!これにより「雨樋→雨水排水桝→道路側の雨水排水溝」という雨水排水経路の確保が完了しました!
足場解体直後の住宅と外構の様子
基礎の様子
化粧モルタル施工後の様子です。化粧モルタルは外構の仕上がり高さ(GL)より下の部分から施工する必要があるため、基礎周囲を10~20cm程度掘り下げて作業が行われます。
外周部も雨樋と雨水排水桝の接続作業を行う過程で、砂利土の鋤取りを行ってから化粧モルタル仕上が行われました。
勝手口土間の様子
コンクリート打ちっぱなしの状態だった勝手口用土間ステップも化粧モルタル仕上が行われました。
欠けや曲がり等も無く、良い仕上がりです!
エコキュート用基礎・土台
勿論、エコキュート用の基礎・土台も綺麗に仕上られます。
掃き出し窓用土間ステップの様子
掃き出し窓用土間ステップの様子です…
基礎と合わせて見ても、綺麗に仕上がった様子がわかります。
雨樋・排水桝の様子
雨樋が雨水排水桝と接続されました。
エルボと呼ばれる部材で曲げ角度を付け、あらかじめ地中に配管していた雨水排水桝へと接続を行います。
桝蓋を開けてみると、雨樋からの排水経路がよく分かりますね。
敷地内全箇所の雨樋と雨水排水桝への接続作業が完了しました。
立水栓の様子
立水栓へは排水パンが設置されました。立水栓からの水も雨水排水桝へ排水されていきます。
基礎・排水口周りの外構工事が完了
基礎化粧モルタル仕上げ、雨樋・雨水排水桝の接続工事が完了しました!