さて、木造住宅新築工事も工事着工から3日目となりました。
1~2日目の工事では地盤改良工事行われました。
「遣り方(やりかた)」とは
「遣り方(やりかた)」と言われてもなかなか馴染みの無い言葉ですよね。遣り方とは、土地における建物部分の位置出しや基準点を決める作業のことを言うんです!
基礎の基礎を作る工事
具体的には、基礎工事に先立ち、基礎コンクリートの水平線を設定するため、必要な個所に杭を打ち仮設物を作ることを指し、建築物の位置・高さ・水平の基準となる重要な工程になります。
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遣り方の設置工事が開始!
材料が到着
遣り方を組むための材料を積んだトラックが到着しました。
杭等の部材が降ろされ、左レーザー墨出し器がセットされました。レーザーで随時水平・水準をチェックしながら、遣り方を組んでいきます!
水杭の設置
土地をぐるっと囲うように杭が仮置きされています。この杭は「水杭(水平を出すため杭)」と呼ばれています。
水杭が打ち込まれました。
次々と水杭が打ち込まれていきます。
水貫の設置
続いて、水杭と水杭の間に幕板が設置されていきます。これは「水貫(みずぬき)」と呼ばれ、水平基準のラインが書き出される重要な仮設物です。
遣り方設置完了後の土地状況
遣り方設置後の土地状況はこんな具合です。
所々にピンクの糸が張り巡らされています。これは「水糸」と呼ばれで、基礎工事を進めていく上で水平をわかりやすく判断するための糸として機能しています。
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