自宅のリビングに、ギターの壁掛けギターハンガーをDIYで取り付けてみました!
何かと便利な「壁掛けギターハンガー」ですが、取付方法を間違ったりすると、壁の破損や楽器の落下等の危険があります。
なので、今回は壁掛けギターハンガーの上手な取付方法を解説していきますよ\(^o^)/
壁掛けハンガーは、必ず間柱に固定せよ!壁が抜けるぞ!
「え?壁掛けギターハンガーって壁ならどこでも取付られるんじゃないの?」
ちょっとマッテちょっとマッテお兄さん。そりゃ大きな誤解でっせ!
実は、壁の構造の大部分は「石こうボード」という1mくらいのもろく薄い板が張られているだけ。石こうボードに壁掛けギターハンガーを取り付けると、ギターの重さに耐え切れずに壁が抜けて、ギターが落下する可能性があるんです。
「じゃあどこに取り付けられるんだい?」って話ですが、壁の中には一定間隔で下地(間柱)が入っています。そこを狙って壁掛けギターハンガーを取り付ける必要があるんですねー。
下地は大体45cm間隔で入っている事が多いです。間柱と間柱の間に板を固定して、そこに壁掛けギターハンガーを取り付ければ、自由な位置にハンガーを設置する事ができますね。(※壁裏の間柱は、下地さがしを用意して、センサーを使って探しましょう。)
ちなみに今回、板を固定する「壁の両隅」は下地が確実に入っている場所。この場合は、下地さがしを使用せずとも大丈夫です。
間柱と間柱の間にワンバイフォー材で板張りする
前述した通り、一般的に壁の中央付近には間柱が通っていない事が多く、そのままの状態では壁掛けギターハンガーを設置できないケースが多いです。
なので、壁の両隅にワンバイフォー材(19mm×89mmの板、ホームセンターで販売されています。)で板張りして、下地を作ってあげましょう。
必要な板の長さはをスケールで測定。655mmでした。
卓上丸鋸でワンバイフォー材をカットします。
インパクトドライバー(電動ドライバー)にドリルをセットして下穴開けます。下穴を空けないと簡単に板が割れてしまうので、面倒くさがらず必ず下穴を開けましょう。
下穴を開け終わったら、壁にコーススレッド(木用のビス)を打ち付けます。
反対側を固定する前に、水平器で水平を確認しましょう。
板張り作業完了!壁掛けギターハンガーの用の下地が完成しました!
壁掛けギターハンガーを取り付ける
ここまで来れば完成まであと少し!
購入していた壁掛けギターハンガー
中央移置に合わせて下穴開け→固定ビス打ち込み→水平確認→反対側もビス打ち。板張りの時と同じ流れですね!
こんな感じで、ガッチリ壁に固定できました。なかなかいい感じ。
今回我が家に壁掛けギターハンガーを設置したことで
①壁がギター置き場になるため、生活空間のスペースの邪魔にならない。
②リビングに壁掛けしたので、楽器を置いている部屋までギターを取りに行く手間が省けた。
③エアコンを掛けている時間が長いリビングにギターを置いておく事で、夏場の強烈な湿気等で楽器が受けるダメージを軽減できる。
という3つのメリットを感じています。
リビングにいてもすぐにギターを手に持てるのと、夏場の湿気にあまり神経を使わなくいいので、凄く助かっています。
壁掛けギターハンガーは、しっかり設置しようとすると必要な道具が多く、「簡単に取り付けできる」というワケでは無いのですが、あれば非常に便利です。
ぜひ、DIYでの取り付けにチャレンジしてみてくださいね!