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【無垢材・自然素材の家】建築工房 零の住宅展示場訪問レポート

2019年5月9日

こんにちは、ユウキ@yuki_housebuild)です!

今回は、宮城県仙台市にある自然素材系住宅メーカー「建築工房 零」の展示場見学に行ってきたので、そのレポートを記載して行こうと思います!

ユウキ
ほぼ100%自然素材で造られている、個人的に超タイプなな住宅でした…。以下から、レポートしていきますよ!


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室内の景観・雰囲気

撮影・SNSでのシェア歓迎との事で…遠慮なく撮影させて頂きました笑

 

 

室内の雰囲気はこんな感じです。

 

無垢の自然素材にこだわった内装材

フローリングは全て「杉の無垢材」。杉の無垢フローリングといえば、以下のような特徴があります。

  1. 針葉樹系の無垢材で、材質が柔らかく肌触りが良い
  2. 熱伝導率が低く、もはや床が断熱材!とにかく暖かい
  3. 調湿(吸湿・放湿)性能が天然エアコンと言ってもいい程

 

以前別のハウスメーカーのオープンハウスに行った際にも杉の無垢フローリングが張られているのを見たのですが、随分と床材の模様が違います。

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ユウキ
同じ材料の無垢フローリングでも、加工方法や床材の収集・パッケージングの違いで、模様や柄に違いが出てくるみたいですね

 

柱も全て土台から軒までの通し柱で、一本物の無垢材を使用しています。

 

着目すべきはこの梁の太さ。この梁でさえ、1本の木から切り出した無垢材だと言うのだから驚きです。

ユウキ
こんな太さの梁は初めてみました!大手ハウスメーカーを中心に、殆どのハウスメーカーが柱や梁に集成材を採用してますからね…。

 

建築工房 零では梁や柱の接合に金物を用いない「木組」を採用しているとの事。

木組みの特徴はまず、太く長い木材を長いまま使う点にあります。短いものを何本も組み合わせて使うよりも、断面欠損が少なく、粘り強い構造を成すことができるのです。金物に頼らず、木と木を組み合わせていく木組みは、木材の靭性(じんせい)という性質を利用していて、柔軟で粘り強い構造だと言えます。その粘り強さは「変形能力」とも呼ばれ、変形可能域があることで破壊されにくい継ぎ手と仕口を可能にし、倒壊しにくい家を実現しています。 引用:建築工房 零 木組のメカニズムより

確かに、ふつうは梁周辺で見える景色は金物だらけです…。これだけ構造を見せていてもスッキリした印象に見えるも木組の恩恵とも言えるのかも知れません。

 

2階に上がると、それほど大きな間取では無いにも関わらず、随分と開放的な空間が広がっているように見えました。その理由は…

 

超解放感!吹き抜けと勾配天井がすごすぎる

どーんと屋根まで吹き抜けている勾配天井です。いや、この解放感は半端じゃなかったです。

でも、一般論で考えると「屋根からの熱を室内に侵入するのを防ぐために、天井(小屋裏)を作る」のがセオリーです。

吹き抜けや勾配天井でここまで空間を拡げてしまうと、冷暖房効率が悪くなってしまうのではないか?という疑問点が上がりますが…

まず、はじめに考えなければいけないのが、なぜ断熱が必要なのか?ということです。
目的は何?
なぜこんなことを言うのかというと、目的のための手段である「断熱」がいつのまにか目的になって「断熱のために家を建てる」方をイヤというほど見てきたからです。

ソト断熱VSウチ断熱、高気密VS・・・・・ のようなくだらない議論はどうでもいい。

ここでの「断熱」の目的を「暖かく(涼しく)快適な空間を省エネルギーで構築するため」と定義します。
決して「冬でも半そでで過ごせます!」や、ましてや「「Q値・K値・C値」の数字のため」ではありません。

中略

断熱は室温を高く保つことに加え、壁・天井・床の温度を保ち、冷輻射を防ぐ事が必要になります。
つまり、窓を閉め切った状態で外部との温度差を確保するだけが断熱ではなく、(例えが夏と冬で逆になりますが)熱い夏に窓を開けっ放しにして風を受けながらきちんと断熱された壁や天井から熱放射を受けずに快適に過ごすことも断熱の大きな役割です。

引用:建築工房 零 木の家の断熱より

建築工房 零では、高性能な断熱材を使用するに留まらず、自然科学と設計を融合した断熱方法を実践しているという事ですね。

 

断熱に対する独自の取り組み・姿勢に脱帽

更に建築工房 零の社長ブログより興味深いデータを発見。

朝、家中の窓を開けてお掃除。布団を干す。外は3度くらいか。
終わって窓を閉める。当然外気で室温はこれくらい下がる。(12.8度)

窓を閉めると家中の蓄熱で19.2度まで戻る。もちろん無暖房。

引用:建築工房 零 社長ブログより

外気温が氷点下に近い場合でも、家中の蓄熱で無暖房で家中が温かくなると…。

ユウキ
まさに機械化・形式化された家づくりへアンチテーゼを唱えるかの如く…。1棟1棟への家づくりへの本気度が垣間見えますね。

 

水回りへも徹底して自然素材

キッチンはメーカーの既製品へ無垢面材を加工取付しているそう。家全体の雰囲気にすばらしくマッチしています。

 

 

水回りも徹底して無垢床材が張られています。水回り周辺へは定期的なワックス掛け等のメンテナンスが必要になるかも知れません。

 

壁・天井は珪藻土仕上げ

壁材はすべて「珪藻土仕上」。洗面所等で「珪藻土マット」が流行していますが、珪藻土や漆喰は以下のような特徴を持っています。

  1. 驚異の調湿力!無垢フロアと同様に吸湿・放湿し快適な居住性
  2. 湿度が高くなりにくいため、結露やカビが発生しにくい
  3. 強アルカリ材質で消臭効果も。焼肉の臭いもあっと言う間に消えるとか!
ユウキ
珪藻土・漆喰仕上のメリットを見てしまうと、ビニルクロスの壁面って味気ないなあって思ってしまいます…笑

 

外観の雰囲気

外壁の大部分は「木製」です。

 

バルコニーやウッドデッキも樹脂を使わず、徹底的に自然素材である「木」にこだわっています。

雨戸や玄関扉といった箇所もぜんぶ「木製」。

建築工房 零の家づくりのコンセプトには、基本的に全面的に同意なのですが、個人的に唯一気掛かりなのが「外装メンテナンスの頻度」です

室内とは違い、外部は365日常に雨・風や気温の変化に晒され続けます。新築時には防腐処理や塗装が施されているとは言え、木製の外装材は、一般的な窯業系外装材よりは耐久性の面では勝ち目が無いと言えるでしょう。

 

外部メンテナンスの必要性をどう捉えるか?

建築工房 零では、こういった自然素材のデメリットについて以下のような見解を持っているようです。

家を調理器具に例えると、フローリング、ビニルクロスなどの「新建材の家」は『テフロン加工』。無垢材、漆喰などの「自然素材の家」は『無垢の鉄のフライパン』のようなものかもしれません。

『テフロン加工』はプレヒートや使用後の手入れは不要ですが、一度テフロンが剥がれたら修理は不可能で、結果として使用期間は短くなりがちです。それに対して『無垢の鉄のフライパン』は毎回プレヒートや使用後のお手入れが必要ですが、壊れる箇所もなく、きちんとお手入れをしていればとても長持ちします。

「メンテが必要」ということは「修理が可能」という見方もできるわけです。ぜひお手入れができることを楽しみながら、自然素材の家を「共に育っていく家族」のように思って頂けると幸いです。引用:建築工房 零 より

普通の外装材は時が建てば建つほど「劣化する一方」。反対に天然素材の場合「時間の経過により味わい深さが変化していき、定期的なメンテナンスを行う事で永続的にその変化を楽しむ事ができる」といった事を伝えたいのだと思います。

ユウキ
「劣化」ではなく「変化」と捉えられるか、メンテナンスや手入れを「成長によるもの」と捉えらるか。現実的には「修繕コスト」が掛かってきますし、好みや考え方により意見が別れそうな部分ではありますね。

 

個人的に自然素材系の住宅は超絶好みです…

以上、建築工房 零の展示場見学レポートでした!

ちなみに私ユウキは、自然素材系の住宅が大好物なので、レポートを読んで頂いてわかる通り、建築工房 零の家作りに対する考え方には「首がもげるほど同意」しております笑

ユウキ
後日、構造見学会の訪問も予定しているので、再度レポートを投稿するかもしれません…!

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