セルフリフォーム(DIY)

台所を低予算でDIYリフォーム!パイン材扉を使用して古臭いキッチンがお洒落な空間に生まれ変わりました。

2016年5月8日

築年数20年超のボロアパートを全力でリフォームしてみた!」シリーズ、今回はキッチンのDIYリフォーム編です!

 

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見ての通り古臭くて昭和臭のする台所。

 

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DIYでリフォームして綺麗でオシャレなキッチンに様変わりしました!

 

工事内容は、

 

・収納扉の作成、塗装と交換

・キッチンライトの交換(Panasonicキッチンライト HW2857CEPへ交換)

・流し台水栓の交換(参考:台所のワンレバー水栓をDIYで交換する方法

・換気扇の交換(参考:台所の換気扇(ヒモ式)をDIYで交換してみた!

・クッションフロアと壁紙の張替

 

と、盛りだくさん行いましたが、この記事では今回のキッチンリフォーム工事の目玉である「収納扉の作成、塗装と交換」について解説していきます!

 

購入した材料

 

・パイン集成材 厚さ18mm 幅 450mm 長さ1820mm×2枚

・3mmベニヤ板 1枚

 

使用した工具

 

インパクトドライバー(電動ドライバー)

ドリルセット

メジャー

・定規(丸鋸ガイド

カッター 

木工用ボアビット 25mm(フォスナービット)

インウッド塗料 エボニー

コテバケ・専用パレット セット

作業馬

 

こちらの記事にてDIYをするなら最低限用意しておきたい工具・道具を紹介しています!



手順① 扉の作成・塗装作業

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交換する扉は、キッチン扉4枚と、吊り棚扉2枚、下駄箱扉1枚、の計7枚です。

 

厚さは18mmで同じですが、それぞれ縦横の寸法が違うのでメジャーで1枚ずつ正確に寸法を記録します。

 

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ホームセンターで古い扉と同じ厚さの18mmのパイン集成材を探し、記録した寸法通りでカットまでお願いしました。大概のホームセンターで、直線1カット50円程度で頼むことができます。今回の場合は扉7枚分で同じ幅でのカットが多かったので、計8カット400円。運搬や加工の手間が減り、かつ仕上がりも良いのでホームセンターでのカットを使わない手は無いです。

 

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白木のままだと、台所等水周りで使用する場合あっという間に腐食してしまうので塗装は必須。

以前DIYで門扉を作成した際にも使用した、木材用オイルステイン系塗料(木目を潰さずに浸透着色させる塗装)「インウッド」のエボニー色を使用しました。インウッドは撥水性も抜群にいいので、水周りには最適です。

 

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室内・室外共に作業する付近の環境は、ガッチリ養生しましょう。写真の様にマスカー (伸ばすと広がるビニール)があると便利です。

 

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作業馬に扉を乗て

 

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インウッド塗料をコテバケにつけ(コテバケ・専用パレット セットが便利です)

 

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コテバケを押し付けながら前に滑らせるだけ!

 

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こんな感じで簡単・綺麗に仕上がります。

 

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塗装が完了し、2~3日乾燥させた状態。扉の作成はこれで完了です!

 

手順② 扉の交換・取替え作業

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新しい扉を作成したら、いよいよ扉の交換作業に入ります。

 

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画像のように古いタイプの扉だと、ただビス止めされているだけの丁番が付いている事があります。この場合、扉側のビスを外して、新しい扉を付け替えれば簡単に交換する事ができます。

 

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下駄箱側の扉は画像のような一般的なスライド丁番。このタイプの場合、新しい扉側に丁番用のカップの穴を開ける必要があります。が、この作業について記事後半で取り付上げます。

 

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ビスを外して古い扉の取り外し。枠側のビスはそのままでOKです。

 

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全部取っちゃいましょう。

 

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取っ手や包丁差しも全部外します。

 

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新旧扉を並べてみる。寸法はバッチリですな。

 

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次に、取っ手用の穴開け。古い扉を重ねて、元々空いている取っ手穴からインパクトドライバーに細めのドリルを貫通させて下穴を開けます。

 

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ズボっといっちゃいましょう。

 

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下穴が開きました。

 

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一回り大きいドリルで下穴を広げます。

 

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ネジが通るまで下穴を穿孔すればOK。取っ手は新しいものを用意しましたが、ネジ穴サイズが同じだったためネジは古い物を使い回しました。長さが余ってブカブカしてしまう時は、ワッシャーを噛ませて厚さを調整しましょう。

 

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新しい取っ手が付いて、大分「扉」らしい姿になってきました。

 

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新しい扉を取り付けていきます。錆びてなければ、古いビスを使い回すのが一番良いです。このタイプの丁番は建付け調整が出来ないので、両方の扉を閉じた時に扉同士がぶつかったり、斜めになったりしないように、バランスを見ながら丁番をビス止めしていきましょう。(この作業が一番神経使う)

 

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良い感じのバランスで取付できました。

 

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赤丸の部分は・・・

 

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3mmの薄いベニヤ板をカットして張り付けます。

 

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寸法を測ってカット。3mmの板なら定規を当てながらカッター で何回かに分けてなぞれば・・・

 

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あっさりカットできます。

 

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扉と同じくインウッドのエボニー色で塗装し、ビス止めすればOK!

 

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吊り棚扉も、同じように丁番にビス止めして取り付けるだけ!※吊り棚扉には取っ手は元々付いていない(内側に扉の留め具があるだけ)今回もそのまま付けませんでした。

 

手順③ スライド丁番扉のカップ穴あけ、交換・付け替え

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古い扉のスライド丁番を取り外した状態。

 

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カップ穴径を採寸。台所用のスライド丁番だと、大体25~36mmの範囲が多いと思います。

 

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新しい扉の上に古い扉を重ねて、カップ穴の中心からドリルで穿孔します。

 

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こんな感じで、新しい扉にカップ穴の中心の位置出しが出来ればOK

 

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後は、25mmの木工用ボアビット(フォスナービットとも呼ばれている)をインパクトドライバーに装着して、穴開け!表面まで貫通しないように少しずつ穿孔していきましょう。

 

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カップが収まる深さまで穿孔できたら、後は上下をビス止めすればスイライド丁番の付け替えは完了です。フォスナービットさえ持っていれば、簡単に交換できますね!

 

扉交換の全作業が完了!パイン材を使用したオシャレな木製キッチンの出来上がり!

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Before

 

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After

 

収納扉・下駄箱扉・吊り棚扉計7枚の交換に加え、キッチンライト・ワンレバー水栓・換気扇、更に床クッションフロアと壁紙の張替まで行ったので、完全に別空間に生まれ変わりました( ゚Д゚)

 

工具・塗料は元から持っていたものなので、パイン集成材の長物2枚とカット代・3mmベニヤ板の購入で、扉の作成・交換の材料代は1万円もかかっていません!

 

DIYでのキッチンリフォームの例として、是非参考にしてみてくださいね!

 

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