【リフォームの流れ】 工事期間中の注意点

リフォーム追加工事は付きもの 問題が発覚した時の対応が業者の質がわかる!

2017年8月8日

リフォーム工事を行う際に、怖いのが追加工事です。

リフォーム工事は新築よりは安いとはいえ、かなりの高額な費用がかかります。やっとかき集めた予算を遥かに超えた追加工事の費用が請求されてしまっては笑い話にもなりません。

とはいえ、実は追加工事はリフォームにおいて『当たり前』なのです。事前の現場調査でも壁の中や屋根の中までは調べられませんから、工事部分を解体してはじめて発覚するトラブルは日常茶飯事なのです。

では、そんなときにトラブルに遭わないためにはどうすればいいのでしょうか?
この記事では、リフォームに追加工事が付きものである理由と、よくある原因、対応が良い業者と悪い業者の判断基準をご紹介します。

この記事でわかること

リフォームに追加工事が発生してしまう理由
よくある追加工事の原因
問題が発覚した際の対応が良い業者、悪い業者の判断基準

リフォームに追加工事はつきもの

  • 見積書で金額を提示されたら、その金額で工事金額は確定する?
  • 工事が着工した後で、工事費用が変更になってしまう可能性はあるの?

リフォーム工事は何十万、何百万という単位で費用が掛かる非常に大きな買い物です。

頑張って頑張って捻出した予算が、実際の工事費用と著しく違っていた場合、さらなる苦労を抱えなくてはいけなくなります。もしかしたら支払うことができず、トラブルに発展してしまうかもしれません。

予算を立てる上で「“見積書で提示された金額”と“実際に工事で掛かる費用”が大きく変わらないで欲しい」と思うのは当然の心理と言えるでしょう。

 

あらかじめ追加工事の可能性を説明してくれるのが良いリフォーム業者

現実問題として、リフォームにおいて追加工事は付きものです。

これは打ち合わせ時に現場で入念に調査したとしても、住宅の内部までは確認できないからです。
古い住宅の場合、解体してはじめて「内部で漏水が起こっていたため、木造の構造部の腐食が進んでいて補強が必要だった」等、内部の状況がわかるということも多いのです。

そのため、本当にお客様のことを想い、大切に考えているリフォーム業者は、あらかじめ「工事が進んでいくうち、状況によっては追加工事が必要になる場合がある」とあらかじめハッキリと説明します。その上で見積書等にも備考欄に記載し書面でその旨を伝えている業者も多いのです。

むしろ「うちの見積書は絶対にこの金額から動きません!追加で費用が掛かる心配は一切ありません!」と豪語している業者ほど怪しいもの。あらかじめ追加工事費用分を多めに見込んで、工事費用の見積もりを提示している可能性が高いのです。

この手法は確かにトラブルには発展しませんが、何も追加工事が発生しなかった場合、丸ごと損してしまうことになります。
逆に言うと、このような手法が成り立ってしまうほどリフォーム工事において追加工事はよくあることだと言えるでしょう。

 

よくある追加工事の原因

リフォーム工事では、設備の入れ替えのために古い部分を解体することになるのですが、そこではじめて住宅の異常に気づくというケースが多発しています。

依頼主からすると「まさか我が家に限ってそんなことになっていたなんて・・・」と目の前が真っ暗になってしまいそうなシチュエーションです。

しかし、リフォーム業者からすると、「またか」の一言。
あくまで「よくある」できごとなので、担当者(現場監督)から状況と対処方法を良く聞き、冷静に対応することが肝心です。

 

1 雨漏り・漏水の発生

屋根からの雨漏りや、給水管・排水管の劣化等が原因で、屋根裏や壁裏・床下などの構造部・石こうボードが一部腐食している場合があります。

今まで気づかずに生活していたのなら、漏水があったとしても室内側まで影響が出ていないケースですので、軽微な被害にとどまっている場合が多いと言えるでしょう。

追加工事の内容としては、漏水の原因箇所の補修・交換対応と、腐食してしまった部分の補強や交換などになります。

追加費用があったとしても、10万円程度で収まることが多いので、大きな心配はいらないでしょう。

 

2 シロアリ被害による構造の腐食

「シロアリ被害」と聞くと、もの凄く深刻な状況を想像してしまいがち。

「我が家に限ってシロアリなんているはずが・・・」と考えている人も多いはずです。
しかし、現実はそんなに甘くありません。日本長期住宅メンテナンス有限責任事業組合による平成25年度の調査によると、床下蟻害の発生割合は調査母数の2割近くに達しています。

つまり単純に計算すると5件に1件の割合で蟻害が発生していることになります。

中でも、住宅に「タイル風呂」がある場合、注意が必要です。
タイル風呂は水や湿気が周辺の構造に漏れ出しやすく、内部の隙間もほとんど無い状態のので湿気が溜まりやすいのです。そのため、タイル風呂を構成している木造の土台は湿気を含み、シロアリにとって絶好のエサと化してしまいます。

基本的に家の周辺にシロアリがいたとしても、換気がしっかりしていて乾燥していればシロアリがその木材を食べてしまうことはありません。
しかし、タイル風呂だけは湿気を溜め込む条件が重なってしまうため、「解体すればどこにでもいる」と言われるレベルで発生している確率が高いのです。

とはいえ、浴室のシロアリ被害はタイル風呂→ユニットバスへのリフォームで発覚することが多いのですが、もし構造が一部腐食していたとしても、主要な部分以外はほとんど解体することになるので、大きな心配の必要はありません。

土台や柱といった主要構造部まで被害が及んでいた場合でも、比較的簡単に補強を施すことは可能なので、追加費用があったとしても10万円~20万円程度の範囲で収まることがほとんどです。

 

解体日に担当者(現場監督)が現場に来るかどうかでリフォーム業者の質がわかる

以上のことからわかるように、リフォームは工事箇所の“解体”が行われて、はじめてその全貌が判明します。

現地調査ではわからなかった部分が目視で確認できるようになるため、解体は追加工事の有無を判断することができる重要な行程なのです。

工事行程の組まれ方にもよりますが、解体は工事が着工した初日に行われることがほとんど。
つまり、リフォーム業者にとって着工初日は「住宅の内部の状況が把握でき、追加工事が必要か否かを判断できるようになる重要な日」ということになります。

 

優秀なリフォーム業者は解体日に担当者(現場監督)が一日現場に付いてくれる

解体によって何らかのトラブルが発覚し、「追加工事が必要」になった場合、リフォーム業者の担当者(現場監督)は依頼主に「トラブルの状況や原因、対処のためにどのくらいの追加工事費が必要になるか」といった旨を伝える必要があります。

これには緊急性と責任が生じるため、どんなトラブルが発覚するかわからない解体の日=着工初日は、実際に解体作業を行う職人だけでなく、リフォーム業者の担当者(現場監督)も一日中工事現場について、状況を見守るのが一般的です。

 

担当者(現場監督)が頻繁に現場に顔を出してくれるか契約前に確認しておこう

悪質なリフォーム業者では、契約が取れた後は職人の手配だけをして、ほとんど現場に顔を出さず、問題が発覚した場合も事後報告で同意も無しに追加工事費だけ請求される・・・などというケースも珍しくありません。
つまり「現場にリフォーム業者の担当者がどれくらいの頻度で来てくれるか」という部分は、そのリフォーム業者が優秀か悪質かを推し測るカギになります。

  • 着工日(解体日)には必ず一日現場について、状況を確認します
  • その後も、一日中は難しくとも、必ず毎日一度はどこかの時間で顔を出します

このようなことを約束してくれる業者なら、信頼して工事を任せることができると言えます。

少なくとも解体日に1日現場に着いてくれないような業者であれば、絶対に避けたいところ。契約前に、このことだけは必ず確認しておくといいでしょう。

チェックポイント!

古い住宅の場合、解体して内部を確認してはじめて判るトラブルが多いため、追加工事がどうしてもでできてしまう
屋根や給排水管からの水漏れや、タイル風呂内部のシロアリ被害は、リフォーム時に特によく発覚する
工事の全貌がわかる解体日にリフォーム業者の担当者が現場に付いてくれるかどうかで、その業者の良し悪しが判断できる

リフォーム工事は、いくら打ち合わせ時に現場調査を行っても、見えない部分にトラブルが潜んでいるため追加工事は日常茶飯事です。

そこで、トラブルが発覚しやすい部分やそれに掛かる大体の費用を知っておいたり、発覚時に対応が良い業者を選んでいたりすると、慌てずに対応することができるでしょう。

屋根や給排水管の水漏れの場合、生活していて気づかない程度ならあまり大きな追加工事にはなりません。費用は10万円程度を見込んでおくといいでしょう。

シロアリ被害は名前から大きな被害を想像してしまいますが、タイル風呂内部のシロアリ被害程度ならそこまで大きな被害に発展していないため、10万円~20万円を見込んでおきましょう。

追加工事が発生した際に、悪質な業者は許可も得ず勝手に工事をしてしまい、追加費用だけ請求するといったことも多いので注意が必要です。

工事の全貌がわかる解体日にリフォーム業者の担当者が現場に付いているかどうかは必ず契約前に確認しておいてください。



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