こんな症状が現れた浴室水栓交換の合図
「浴室水栓のレハンドルを閉めても水がピタっと止まらない」、「ハンドルを閉めたはずなのに水滴がポタポタ落ちてくる」、こんな症状が現れたら、浴室水栓は寿命を迎え交換時期が訪れています。
我が家で20年以上使ってきた浴室水栓「MYM MS2000」も、そういった不調の症状が現れてきたので、今回自分で交換にチャレンジしてみました。
浴室水栓の交換はそれほど難しくはなく、3つほどの工具があればかんたんに交換できるケースがほとんどです。
以下では浴室水栓の交換方法について解説しています。ぜひご自身でチャレンジしてみましょう!
【Step1】道具の準備
交換作業では「水栓器具本体」に加え、「モンキーレンチ」、「プライヤー」、「シールテープ」の3点の道具が必要になりますので、準備しておきましょう。
浴室用水栓器具
TOTOのTMGG40Eは水栓器具内で空気を混ぜてから吐水する機能が備わっていて、肌触りが柔らかで節水効果にも期待できます。価格も1万円台前半とリーズナブルなためオススメの製品です。
モンキーレンチ
モンキーレンチは水栓の取り外しの際に必要になります。
プライヤー
プライヤーはシャワーホースの取り外しや水栓の取り外しの際に必要になります。
シールテープ
シールテープは水栓の接続の際に必要になります。
【Step2】既存の水栓を取り外す
水栓交換の最初の手順は、「既存の水栓の取り外し」を行います。
シャワーホースの取り外し
まずはじめにシャワーホースを取り外します。プライヤーを使ってホースの根本を右方向に回すとホースが外れます。
水栓本体の取り外し
次に水栓本体を取りはずします。プライヤーを使って水栓を固定している六角ナットを緩めましょう。ナットを左方向に緩めれば水栓本体を取り外すことができます。
取付脚の取り外し
続いて水栓器具に付いていた取付脚を外します。脚を左方向にクルクルと回していけば取りはずすことができます。
強く固定されていて手で回らない場合は、プライヤーを使ってグッっと押し込むことで回しやすくなります。
脚が外れれば既存水栓の取り外し作業が完了です!
水栓接続部の清掃
水栓接続部にゴミ等が溜まっていると、新しい水栓器具を接続する際に水漏れの原因になる場合があるので、キレイに掃除をしてあげましょう。
【Step3】部品確認と取付の準備
部品確認
注文したTOTOのTMGG40Eを開封します。「水栓本体」、「取付脚」、「フランジ」が付属しています。
写真には写っていませんが、他にも「シャワーホース」、「シャワーヘッド」、「シャワーヘッド用フック」も付属しています。
取付脚にシールテープを巻く
新規水栓の接続の前に取付脚の根本に水漏れ防止のためシールテープを取り付けます。時計回りに6~7周巻き付けましょう。
【Step3】新規浴室水栓の取付
取付脚を水栓に接続
取付脚にシールテープを巻き終わったら、水栓接続部に取付脚を接続します。取り外しの時とは逆の要領でネジ込みが固くなるまでクルクルと右に回していきましょう。
続けて左側の取付脚も接続します。取付脚の接続の際、一度でも左側に戻してしまった場合はシールテープの防水効果が無くなってしまうため、シールテープの取付からやりなおしましょう。
水栓本体と取付脚を接続
続いて、水栓本体と取付脚を接続します。取付脚のナットを手で左側に回していきましょう。水栓が斜めにならないよう、左右のバランスを見ながら接続していくのがコツです。
接続部分を増し締め
手締めをしたナット部分をモンキーレンチを2~3回半周ずつ増し締めしましょう。最後に付属のシャワーホース・シャワーヘッドを接続すれば水栓交換の全作業は完了です!
水栓交換が完了!
所要時間30分程度で浴室水栓の交換作業が完了しました。ハンドルもスムーズに動き、水もピタっと止まり水漏れの現象も収まり快調です!
手順をしっかり追っていけば、少ない道具・材料でかんたんに交換できるので、ぜひ自分での交換にチャレンジしてみてはいかがでしょうか(^^♪