購入した中古住宅のリフォーム箇所を紹介シリーズ!
→中古住宅を低予算(100万円)でリフォーム! 改修箇所を紹介します!
という事で、今回は階段に手すりを取り付けてみました!
※こちらの記事にてDIYをするなら最低限用意しておきたい工具・道具を紹介しています!
階段に手すりを設置するメリット
階段に手すりが付いていない家って意外と多いですよね。
手すりがないと、階段を昇り降りする時に危険なのはもちろん、壁に手を付きながら階段を上下する事が多くなってしまうので、手垢で壁紙の汚れも付きやすくなってしまいます。
安全面・壁紙の美観を維持するために、階段の手すりは有るに越した事は無いんです。
が、ネックになるのが取り付け費用。業者に頼めば材料代と工事費がそれぞれ3~4万、総工費7~8万円掛かり、決して安価な費用では済みません。
中古住宅を購入した我が家の階段も手すりが有りませんでした。
踊り場がある廻り階段。手すりが無いと昇り降りがしんどそうです。
リフォームの予算的にも必要以上な出費は避けたい・・・。
「・・・やった事ないけど、材料買って自分で取り付けたるか!」
日曜大工の血が騒ぎ、結局DIYで取り付ける事に決めました笑
必要な材料
木製手すり棒 4M × 1本
木製手すり棒 2M × 1本
ブラケットL型通 × 9個
自在ジョイント × 2個
セイフティエンド × 2個
が同封されたセットです。それぞれバラ売りされているものなので、私は「木製手すり棒 2M」を1本、「自在ジョイント」を3個追加で注文しました。必要に応じて買い足しましょう。
カラーのバリエーションは、「手すりがライトオーク、ブラケットとジョイントがシルバー」、「手すりがミディアムオーク、ブラケットとジョイントがゴールド」の2パターンがあります。
・インパクトドライバー
※下地にビスを打ち込むので、14V以上のパワーがあるものが望ましいです。
・下地探し
・のこぎり
壁の中に隠れている間柱(下地)をさがせ!
壁掛けテレビ取り付けの記事でも書いたのですが、壁に重量がかかる物を取り付ける場合は、壁裏のしっかり間柱に固定してあげる必要があります。
手すりの場合も同じで、大人の体重であれば手すりにも結構な負荷が掛かるので、間柱を探してそこに取り付けなければいけません。
間柱を探すには、下地探しが必要です。間柱が通っている場所には必ずビスが打ってあるので、下地探しに付いているマグネットがくっつきます。
念のため、下地探しの針になっている面を壁に刺して確認。壁の途中で針が固いものにぶつかって奥まで刺さりません。間柱が無い場所では針が「ズボッ」と奥まで刺さっていくので、ここに間柱がある事は間違いないようです。
ブラケットを間柱に固定していく
間柱が通っている場所が判ったら、後はその数だけブラケット固定していきます。
住宅用手すりセットに同封されている9個のブラケットがあれば、大概の階段なら足りるはずです。
インパクトドライバーで「ガガガっ」と打ち込んでいきましょう。
※間柱にビスを打ち込むには結構なパワーが必要なので、インパクトドライバーは最低でも14V以上の物を用意しましょう
パワーが足りないと、打ち込めないばかりか、あっという間にバッテリーが切れてしまってまるで作業になりません・・・。
手すりを必要な長さに応じてカットする
住宅用手すりセットで付いてくる4m、2mの手すりを、必要な長さに応じてカットします。
のこぎりで必要な長さを切り落とす!カット部分は後でジョイントで隠れるので、多少斜めになるくらいだったら問題ありません。
我が家の場合、画像の様に6本に分けてカットする必要がありました。
それぞれのカット部位は自在ジョイントで接続します。
今回の場合、接続箇所が5か所必要になるので、自在ジョイントを5個使用しました。
手すりをブラケットに通し、ジョイントで接続すれば完成!
ブラケットの固定が終わり、必要な手すりのカットが終わったら、一本ずつ手すりを通して自在ジョイントを接続していきます。
通した終わったところから、ブラケット裏にある固定穴にビスを打ち込んで、手すりとブラケットを固定していきましょう。
全てのブラケットに手すりを通し、ジョイントの接続も完了!手すりの取り付けが完成です!
我ながら素晴らしい出来栄え(*’ω’*)
妊娠中の奥さんからも、歳をとって足腰が弱り気味な両親からも大好評です。
総工費は36,623円!
業者に頼むより半額の予算で取り付ける事ができました!
間柱を探したり、手すりのカットやジョイントの接続等、難しい作業も多いですが、日曜大工に自信がある方は是非挑戦してみてくださいね(・∀・)!