こんにちは、ユウキ(@yuki_housebuild)です!
家づくりを計画している誰もが「信頼できるハウスメーカー」でマイホームを建てたいと考えているはずです。
夢が広がるような住宅展示場を作ってみたり、テレビCMや雑誌広告で沢山名前を出してみたり、キレイで丁寧な解説をするホームページを開設してみたり…。
ハウスメーカーは自らを選んで貰うために、欠点が無いかのように完璧を装います。
…と、今までは私もこう思っていたのですが、先日とあるハウスメーカーの打ち合わせを行った際、「あ…この会社だけは”無い”わ」と明確に感じ出来事がありました。
今回はその出来事をベースに、「信頼できるハウスメーカーかどうか」の見分け方についてお話していきます。一つの判断基準として知識を共有して頂ければ幸いですッ!
一番は「顧客対応の質」で信頼できるかどうかを判断する
物凄く月並みな結論になってしまうのですが、信頼できるハウスメーカーかの判断基準は「顧客対応の質」で判断できます。
先日、私は某ハウスメーカーと打ち合わせを行いました。
もちろんアポ無しでは無く、日時を決め「構造見学会」も兼ねた打ち合わせだったのですが、その時付いた担当はなんと新人営業マン1人だけ…。
断熱性・気密性のための施工は各社で一番特色が出る部分だと思っているかので、こちらの想定を上回らない回答には百年の恋も冷めますね…。
それなりの規模の会社だと、構造見学会レベルを経験の浅い営業マン1人任せる事はないと思うのですが…。中小工務店は、そんなリスクもあるのかも知れません汗— ユウキ🏠住まいのブロガー (@yuki_housebuild) 2019年5月20日
そのハウスメーカーの独自工法に興味があり、構造見学会への参加したのにも関わらず、結局、そのハウスメーカーが独自に取り組んでいるであろうはずの仕組や仕様について、詳細な説明・解説は聞けず仕舞い…。
むしろ、ホームページで事前に予習していった自分の方が詳しいんじゃないか?と思ったくらいでした苦笑
後日、似たようなシュチュエーションで別のハウスメーカーの構造見学会を申し込んだのですが、その対応には雲泥の差がありました。
同じく、展示場で対応してくれたのは入社2年目の経験の浅い営業マンだったのですが、構造見学会の際にはベテランの営業マンが同行し、しっかりとフォローを入れながら丁寧に応対を行ってくれました。
その他にも、写真・図解付きの丁寧な資料配布、整理整頓された現場の状況等、随所でお客さんへ悪印象に与えないための配慮が見受けられました。
「見込み客は絶対に取りこぼさない」という意思がひさひしと伝わってきて少し怖いくらいでしたね(^^;)
でも、選ぶ側にとってそれは悪い気はしませんし、そういう良質な顧客対応が出来ているという事は、以下のような「信頼できるハウスメーカー」である事実の裏返しだと思うんです。
- 経験の浅い営業へもベテラン営業のフォローをする体制が整っている
- 1人1人の顧客へ丁寧に時間を掛けて対応してくれる
- 会社として上記のような方針が根付いている
新人に顧客対応を任せきりにしている=余裕の無い会社.…?
経験の浅い新人スタッフがいるのは、どのハウスメーカーでも同じ。そこを責めるつもりは無いのです。
ですが、それに対するフォローをする体制が出来ているハウスメーカーがあるのにも関わらず、未熟な新人であっても良くも悪くも「即戦力」として単独対応を任せてしまう会社は、「経営状態が悪くて、余裕が無いのかな…?」等と色々と勘ぐってしまう訳ですよ。
もちろん、これらの理由だけでハウスメーカーの良し悪しを判断出来るとは思いません。
ですが、いくらそのハウスメーカーや工務店の家づくりが魅力的だったとしても、お客さんを不快にさせたり、最低限の顧客対応もできない会社は論外だと考えています。
「まさかの倒産」の可能性も。ハウスメーカーの経営状態も確認しよう
「営業マンが物凄く気が利く人で顧客対応も素晴らしい!この会社は信用して大丈夫かな…!」
どれだけ顧客対応が良くても、残念ながら必ずしも「全面的に信頼に値する」とは言えません。ハウスメーカーの経営状態によっては、現実問題として倒産もあり得るからです。そのハウスメーカーに関する経営状態は必ず確認しておきたい所です。
宮城県某所の建売住宅で、上棟後に工事が止まって3年以上経過止している物件があり、通り掛かるたび気になって見ている…。
色々憶測はできますが、何が原因でこういう事が起こってしまうのか、詳しい方がいたら教えて欲しいです😅 pic.twitter.com/xaPyqey6XS— ユウキ🏠住まいのブロガー (@yuki_housebuild) 2019年5月16日
注文住宅の場合は契約後や工事着工後に会社が倒産した場合、「手付金の返還も受けられないどころか、完成保証も入っておらず工事が完全に停止してしまう」という可能性もあり得えます。
特に中~小規模のハウスメーカーや工務店は、表向きはそう見えなくても実態は「自転車操業状態で資金繰りを行っていて、いつ倒産してもおかしくない…」という会社も間違いなく存在しています。
過去には実際に、中規模ハウスメーカーであった富士ハウスが突然倒産した、という出来事もありました。
同業他社との競争激化、建築基準法の改正の影響、平成19年に完成した「名古屋工場」の無計画な設備投資による資金繰りの悪化、さらに平成20年に入ってからは資材の高騰にも苦しめられ、世界同時不況の影響に端を発する景気低迷による受注伸び悩みが決定打となり経営を圧迫させ、2009年1月29日に、関連会社2社とともに、東京地方裁判所に自己破産を申請して、倒産した。引用:富士ハウス wikiペディア
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ハウスメーカーが工事途中で倒産?新築住宅の建物完成前の契約には要注意!
こんにちは、ユウキ(@yuki_housebuild)です! 皆さんは、ニュース等で、良く聞く「ハウスメーカーや工務店の破産」についてどう思いますか? 「購入を予定していた建売住宅が建設途中で倒産?ん ...
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私は気になったハウスメーカーがあれば、その会社に関連する報道は最新~過去のニュースを一通り検索し、確認するようにしています。
もし経営状態に関するネガティブな報道があったり悪い噂を目にした場合は、正式に契約を結ぶ前に税理士・会計士・銀行マン等の専門家に相談してアドバイスを求める等をした方が賢明と言えるでしょう。
「欠陥住宅」もあり得る?ハウスメーカーの工事品質も要チェック
衝撃的な写真だらけ…。どうやら「新築工事だからしっかりと施工して貰える」というのは幻想みたいですね。
終の棲家となるマイホームを守るため、自分の目、それが無理なら外部の目で、しっかりと工事の進行を管理していく必要がありそうです。https://t.co/Uw11leMCmE @sakura_pressさんから— ユウキ🏠住まいのブロガー (@yuki_housebuild) 2019年5月22日
大多数の新築工事では問題無いとは思われますが、職人の人手不足等が原因で、欠陥住宅のリスクもゼロでは無いのが現状です。
施工不良について一般人が見抜くのは難しいのですが、構造見学会で見た工事現場にゴミが散らかっていたり、整理整頓されていなかったり、見るからに石こうボードや断熱材の入れ方が雑だったりするハウスメーカーは、いくらホームページや資料で見る施工イメージがキレイだとしても、要注意ですね。
ちなみに私の知人は「”基礎工事の様子が見たい”と言ったら断れた事がある」と話していました。
知人が某ハウスメーカーに「基礎工事を着工中の現場を見せてくれませんか?」と聞いたら、「構造見学会以外の現場はお見せできません」と断れたらしい汗
何か後ろめたい事があるんじゃないかと勘ぐってしまうよね。アンカーボルト田植えしてるとか。。😑— ユウキ🏠住まいのブロガー (@yuki_housebuild) 2019年5月24日
新築が「いわく付き」に?安全管理が行き届いていないハウスメーカーにも要注意
また、施工とは関係無いのですが、「新築現場の作業員が足場の上にいるのにヘルメットを着用せず作業しているのを見かけた」みたいなのも個人的には「×」だと思っています。会社としての安全管理意識が薄いためです。
労災のニュースを見て毎度思うのだけど…。
同情するのは本人や遺族じゃなくて施主に対して。
せっかく楽しみにしていた新築やリフォームの現場が血で染まるとかあってはならないでしょ。 https://t.co/WAnZiA8moz
— ユウキ🏠住まいのブロガー (@yuki_housebuild) 2019年4月25日
新築マイホームが「いわく付き」になったとか、普通に有り得る話ですからね…。安全意識が低いハウスメーカーも個人的にはNGです。各ハウスメーカーへ「安全」への取り組みについて質問してみるのも良いかも知れません。
信頼できるハウスメーカーと出会うため、中長期的に家づくりを計画しよう
まとめると、「そのハウスメーカーが信頼できるかどうか?」は、契約前までの以下の4点を確認できれば、大きなトラブルが起きる事無くマイホームの引き渡しまでを受けられる事でしょう。
- 打ち合わせ時に不満の無い顧客対応をして貰えるか確認
- ニュースで経営状態に関して先行きが不透明な情報等が無いか確認
- 構造見学会等の実際の工事現場で気になる点が無いか確認
- ハウスメーカーの作業員(大工・職人)に対しての安全配慮の状況を確認
いやー、簡単には確認できない物を含めて、沢山ありますね汗
家づくりにはこれらの事を確認するのと同時に、土地探しや資金計画を並行して行っていく必要があります。
そのため、家づくりを成功させるには、中長期的な準備と下調べが必要が絶対に必要になります。
一生に一度の家づくりで後悔しないために…
- 商談を進めているハウスメーカーの対応がいまいち良くない…。
- 今検討している会社以外にも、他にもっと良いハウスメーカーがあるのでは無いか?
- 家づくりで失敗したくないから、誠実で実力のあるハウスメーカーに依頼をしたいが、探し方が分からない…。
家づくりを進めている方で、このような悩みを抱えている人は多いのでは無いでしょうか。
他の会社を比較したくても、ハウスメーカーにプランを作成して貰うにためには、展示場に行って「相談」→「商談」→「間取図案作成」→「商談(展示場に再訪)」というプロセスを踏む必要があり、それは正直かなりの労力を使います。
ただでさえ、仕事や育児で日常が大変なところに、数社に同時進行でプラン作成を依頼するのは腰が重い…。と感じている方は多いでしょう。
消耗する事無く自宅にいながら手軽にハウスメーカーを比較するためには「”タウンライフ家づくり”という、間取プラン一括作成サービス」を活用する事がオススメです。
※上の資料は実際にタウンライフ家づくりで作成してもらったプラン実例になります。
タウンライフ家づくりでは、「積水ハウス」、「セキスイハイム」、「住友不動産」、「タマホーム」、「三井ホーム」、「ミサワホーム」etc…等といった全国600社の大手~中堅ハウスメーカーから、一括で、無料で、手軽に家づくりプランの作成を依頼する事が可能なサービスになります。