当サイト管理人、「リフォーム太郎」の自己紹介
はじめまして!リフォームの基礎知識をご覧いただきありがとうございます。サイト運営者の「リフォーム太郎」と申します。大手リフォーム会社に10年以上務め、現在も現役の営業・現場監督として年間50件近くのリフォーム工事を担当しています。
当サイトでは、以下の項目について特に掘り下げて解説していきます。
普段からリフォーム業界に携わっているプロの目線から、リフォームを成功させるための質の高い情報を提供させて頂きたいと思っています。ぜひ、参考にしていただければ幸いです。
リフォーム業者は「大手」と「中小」どちらがいいのか
住宅のリフォームを計画している人の多くは、以下のような願望と不安を抱いているのではないでしょうか。
リフォームを計画する上での願望と不安
リフォームは「一生に一度」と言ってもいい高い買い物、できれば知名度と実績が十分なリフォーム工事を依頼したい。しかし、大手リフォーム業者の工事費用は高いと聞いている。
もし、安くて腕の良いリフォーム業者があるのなら工事を依頼したいが、聞いた事の無いような中小リフォーム業者に工事を依頼して、不備や欠陥だらけの工事をやられはしないだろうか・・・?
大手リフォーム業者のメリットとデメリット
大手業者にリフォームを依頼すれば工事に失敗することはまず無い
リフォームは工事現場ごとに条件が違うため、ゼロから設計することができる新築工事より難しいと言われています。実際に、家ごとに築年数や建物の構造は異なるし、既存のキッチン・浴室といった設備のサイズも違います。複雑で難しい現場の場合、知識・技術、経験が豊富な業者でないと、大きなトラブルを起こすことなくリフォームを最後まで成功させる事は難しいと言えるでしょう。
知識・技術、経験が豊富なリフォーム業者を最も簡単な方法は、大手リフォーム業者に工事を依頼することです。
大手リフォーム業者のメリット
大手業者は中小業者より、以下の3つの点で優れていることが多くなります。
大手リフォーム業者の優れている点
大手リフォーム業者は年間に手掛ける工事数も中小の業者とは比較になりません。それだけ経験してきた工事現場の数も多く、困難な工事も数多くこなしてきた「実績」があります。
そういった環境で揉まれた経験値が高い工事担当者は、最先端の工事手法や、流行している最新住宅設備等、他の業者には無い「独自の提案」を出してくれるし、住宅の状況と必要な工事を的確に判断できるため「工事見積書の精度も高い」ため、提示された見積金額から着工後に工事費用が増額することも少ないです。
そして、長年の会社経営の中で培ってきた「人脈」も大きな武器であり、自社で対応が難しい工事でも、専門業者や優秀な職人とも数多く提携しているため、対応できる「工事能力」があります。
大手リフォーム業者が長く業界に生き残っているのは、「優秀である」という唯一無二の理由があります。どんな内容のリフォーム依頼であっても、大きなトラブル無く成功へと導くだけの能力があるのです。
大手リフォーム業者の場合「高額な工事費用」がネックになる
大手リフォーム業者に工事を依頼する場合、トラブルや失敗の可能性を限りなく低く出来るかわりに、「高額な工事費用」がネックになってきます。
ある工事を中小リフォーム業者に頼む場合と比較して、大手リフォーム業者に同じ工事を依頼すると20~30%程度は費用が高くなると言われています。
大手リフォーム業者は、長年の会社運営の中で培った確かな知識・技術・経験を持っていて、それを「ブランド(知名度)」という形に替えて営業活動を行っています。
「大手ブランド」という強力な武器があるがため、高い工事費用であっても、中小リフォーム業者とは比較にならない規模で工事の受注を集め続けることが出来るのです。
中小リフォーム業者のメリットとデメリット
中小リフォーム業者にも大手くらい優秀な業者は沢山いるが…
安くリフォーム工事を行うための方法は…
予算的な事情や、親戚や知り合いとの付き合い等の事情で、「中小リフォーム業者」に工事の依頼を考えている場合、注意が必要です。
たしかに、聞き馴染みの無いような中小リフォーム業者の中にも、大手リフォーム業者と同じくらい知識・技術・経験のある優秀な業者も沢山あります。
大手リフォーム業者と比較すると、同じ工事を行った場合、中小リフォーム業者の方が工事金額が20~30%程度割安になるため、安い費用でリフォームを考えている人にとっては中小リフォーム業者の安価なリフォーム費用は非常に魅力的と言えるでしょう。
しかし、中小リフォーム業者の場合、「優秀業者」と「悪質な業者」の差が激しいため、工事でトラブルや失敗を避けるためにはリフォームを依頼する側の「業者の質を見抜く目」が非常に大切になってきます。
中小リフォーム業者の場合「悪質な業者」も多数存在する
リフォーム工事は「工事金額が500万円以下の工事の場合、国への届出や許可・申請等を行う必要がない」ということはご存知でしたでしょうか。
そして、一般的にリフォーム工事においては、増改築が関係するような大規模な工事でない限り、500万円を越えるような工事は滅多にありません。
つまりリフォーム業は、「建築士・建築施工管理技士等の国家資格保有者がいない業者」や「経験や実績に乏しい業者」であっても工事を請け負うことができる、参入障壁が低い業界なのです。
前述したように、中小リフォーム業者の中にも大手リフォーム業者と同じくらい優秀な業者もありますが、知識や技術、経験に乏しい安心してリフォームを任せられないような悪質な業者も多数存在しているのが現実です。ですから、リフォームを依頼する側も業者の「質」を判断するための「目」を養っていく必要があるのです。
リフォームを安く、かつ成功させるためにオススメの手法
実際にリフォーム業者に工事プランを作成して貰い明確な「判断基準」作る
リフォーム業者の「質」を判断すると言われても…
建築やリフォームに関する知識が十分な方ならまだしも、はじめてリフォームを依頼する、という状況の方にとっては、「業者の質」を判断するのは難しいと言えるでしょう。
そこでオススメをしたいのが、まず一つの業者にリフォームする住宅の現場調査に来てもらい実際にプランと見積書を作成してもらう、という方法です。
実際にリフォーム業者に調査・見積をしてもらうことで、住宅でどんなリフォーム工事が、どの程度の予算で実現可能か、といった部分をかなり踏み込んだところまで具体的にし、明らかすることができるからです。
そして、はじめにコンタクトを取った業者に作成して貰った工事計画書と見積書が「たたき台としての一歩目のプラン」になります。
もし「実は是非リフォームを依頼してみたい、気になっている業者がある」といった場合でも、一つプランを持っていても損をする事はありません。本命として考えているリフォーム業者が本当に十分な知識・技術・経験を持ち合わせいるか、といった業者の「質」を比較するための立派な「判断基準」になるためです。
一つ目のプランは必ず「優秀な業者」に作成を依頼する
「一歩目のプラン」として工事計画書・見積書を作成して貰う際は、費用の安い・高いはひとまず置いて、知識・技術・経験が揃った優秀なリフォーム業者に依頼する必要があります。
後に比較見積を依頼することになるリフォーム業者の調査や見積の良し悪しを判断するために、リフォーム予定の住宅の工事で出来ること・出来ない事の判断を質の高い業者にハッキリさせて貰う必要があるためです。
悪質な業者の場合して以下のようなずさんな調査を行われてしまった場合、見積金額を提示されたとしても、工事後に問題が発覚すれば工事費用そのものが大きく変動してしまうため、プランとして比較になりません。
悪質リフォーム業者の調査・見積だと・・・
- 間取りを拡張する工事で、本来であれば建築基準法で”柱や梁の補強”が必要になるのに、「補強は不要」と言い切る業者
- 鉄骨・コンクリート構造でキッチン・浴室の移設が不可能なのに、調査不足で工事可能と判断してしまう業者
- 床下や天井裏の状況を確認せずに、シロアリ被害や屋根裏の漏水無しと判断してしまう業者
業者探しは「大手リフォーム業者」も登録されている”業者比較サイト”がオススメ
優秀なリフォーム業者を探すためには、「リフォーム業者比較サイト」を利用するのが最もかんたんで確実な方法になります。多くのリフォーム業者比較サイトでは「一括見積サービス」と言われる、複数のリフォーム業者に向けて同時に「リフォームをしたいという意思表示」が出来るサービスが展開されています。
あくまで「意思表示」のため、電話や訪問でがつがつとしたアプローチを受けることなく、メールやウェブ画面上で、依頼主の居住地域やリフォーム希望箇所・予算に合わせて「業者の紹介」をしてくれる、というのが具体的なサービスの概要です。初回の現場調査依頼とプラン・見積作成までは無料なので、比較検討のために利用するためには絶好のサービスと言えるでしょう。
しかも、業者比較サイトでは、以下のような厳正な審査を通過したリフォーム業者しか登録が認められていないため、実績がある優秀なリフォーム業者のみがリストに掲載されています。
業者比較サイトの厳正な登録基準の例
知識や技術、そして経験がある良質で優秀なリフォーム業者を探すには、資格や実績面での基準をクリアした業者のみが登録されている、業者比較サイトを活用するのがおすすめです。
これらのサービスにも当然「大手リフォーム業者」も数多く登録されているため、費用の高い・安いはひとまず置いて、大手業者に無料ではじめのプランを作成して貰うのは有効な手段だと言えるでしょう。
もし、地元の業者や知人が勤めているリフォーム業者で工事依頼を考えている会社があったとしても、工事内容や工事費用を適正なものか判断するため、別ルートから仕入れた「見積・プラン」を比較材料として用意するのは決して悪くない手段だと思います。
以下は、登録されているリフォーム業者の質が高く、それぞれ特徴があるサービスを展開している業者比較サイトをオススメ順に並べたランキングです。
オススメ1位 タウンライフリフォーム
タウンライフリフォームは「住友林業の新築そっくりさん」、「積水ハウスグループの積和建設埼玉」、「パナソニックリフォーム」、「住友林業のリフォーム」、誰もが一度は見聞きしたことがある大手リフォーム業者から無料で工事見積とリフォームプランを作成してもらうことができます。
加えて、国土交通省発行の建設業許可の取得」等、厳正な審査基準をクリアする必要があるため、地域のリフォーム業者であったとしても、知識・技術・経験が揃った優良なリフォーム業者が数多く登録されています。
またタウンライフリフォームでは見積依頼時に図面や写真の添付もできるため、はじめから自宅の状況や詳細な工事条件を知らせて複数のリフォーム業者に見積やプランの作成を依頼が可能です。
大手リフォーム業者、中小リフォーム業者それぞれの工事費用やプラン作成の特徴や提案力をハッキリと比較することができるため、リフォーム業者を選ぶ上での判断基準や情報収集を行うために最適なサービスと言えるでしょう。
ベスト@リフォームは株式会社ウェイブダッシュ(1990年創業以来ウェブサービスを中心に事業展開を行っている会社)が運営している、無料でリフォーム資料・カタログの請求を申し込むことができるサイトです。 「住友不動産の新築そっくりさん」、「ミサワホームイング」、「土屋ホームトピア」等と、日本でもトップクラスの実績と地名度がある大手・優良リフォーム業者から資料・カタログを一括で取り寄せることができます。 見積依頼や調査依頼ではなく、あくまで「資料・カタログ請求依頼」なのでリフォーム業社側があまりガツガツした営業を仕掛けて来ないのがこのサービスの特徴と言えるでしょう。 「リフォームを本格的に考えているわけでは無いけど、まずは手軽に情報収集を行いたい。」と考えている方にオススメなサービスです。オススメ2位 ベスト@リフォーム
オススメ3位 リフォーム・オウチーノ
リフォーム・オウチーノは大手企業の登録はそこまで多くありませんが、地域のリフォーム業者を中心に、建設許可証の取得、賠償責任保険の加入等、厳しい審査基準をクリアしたがリフォーム業者が400社以上参加しています。
また「匿名見積」に取り組んでいるため、住所や電話番号等の情報入力せずにリフォーム業者とやりとりすることができます。自分から業者にコンタクトを取らない限り、業者から電話やアポ無し訪問等のアプローチをされることもありません。
加えてインターホン交換や宅配ボックスの設置、室内物干し設備の設置等、小規模な工事でも対応している業者も多いため、匿名でリフォーム業者とやりとりしながら工事費用等の情報を得る使い方もオススメです。